カラコンマガジン

カラコンには3種類の色合いがあります。

v  視認性の色合い。

これは通常、レンズの着脱時や落とした時に見えやすくするために、薄い青色や緑色の色調を加えるものです。視認性着色料は比較的淡い色合いで、目の色に影響を与えることはありません。

v  強化着色料。

透明感のある色合いで、視認性着色料より少し濃い色です。エンハンスメントティントはその名の通り、瞳の自然な色を引き立たせるためのものです。このタイプのカラコンは通常、瞳の色が明るく、瞳の色をより鮮やかにしたい人に最適です。

v  オペークティント。

これは、あなたの目の色を完全に変えることができる非透過性の色合いです。黒目の人は、このタイプのカラコンで瞳の色を変える必要があります。不透明な色合いのカラコンは、ヘーゼル、グリーン、ブルー、バイオレット、アメジスト、ブラウン、グレーなど、さまざまな色があります。

また、コスチュームコンタクトレンズや演劇用コンタクトレンズも不透明色調のカテゴリーに含まれます。映画で長く使われてきた特殊効果のあるコンタクトレンズは、現在ではノベルティ用として広く販売されています。一時的に宇宙人、ゴシック、吸血鬼などに変身することができます。

コンタクトレンズの色は、髪の色や肌の色など、さまざまな要因によって異なります。しかし、最終的には、繊細で自然な印象や、ドラマチックで大胆な印象など、どのような印象になりたいかによって、選ぶことができます。

カスタムカラーコンタクトレンズ

§  本当に個性的な外観を求めるなら、コンタクトレンズメーカーの中には、処方箋のあるコンタクトレンズとないコンタクトレンズの両方に、カスタム色調を作ることを専門にするところがあります。

§  カスタムメイドの色合いは、様々な色の濃度から作られます。カスタムメイドの色合いは、通常、半透明のため、自然な外観になります。先天性の目の欠陥や目の怪我をカモフラージュしたり、健康な瞳孔の外観を模倣したりすることも可能です。

§  カスタムティントカラコンは、美容のためだけではありません。カスタムティントは、プロのアスリートの間で、視覚的なパフォーマンスを向上させるために人気が高まっています。

§  「スポーツティント」コンタクトレンズの主な利点は、まぶしさの軽減、コントラスト感度の強化、奥行き知覚の向上です。例えば、グリーンの色調は、テニスプレーヤーがコート上でボールをより明確に見ることができるようにします。

§  さまざまな照明条件に合わせて自動的に調整するフォトクロミック色調のコンタクトレンズもあります。しかし、フォトクロミックコンタクトレンズは、明るい場所で目に入る太陽光の明るさを抑えるためのものであり、目の色を変えるためのものではありません。

カラーコンタクトの注意点

§  コンタクトレンズを共有しないでください。楽しいと思うかもしれませんが、決して友達と色を交換しないでください。コンタクトレンズは医療機器であり、一人ひとりの目の仕様に合わせて装着されます。また、レンズを交換すると、有害な細菌が感染し、視力を脅かす深刻な眼感染症につながる可能性があります。

コンタクトレンズは適切にケアしてください。カラーコンタクトレンズも、透明なコンタクトレンズと同様に、適切なレンズケア製品で洗浄、消毒、保管し、汚染を防がなければなりません。また、眼科医の指示に従って、レンズの交換を忘れずに行いましょう

§  目の痛み、炎症、充血がある場合は、コンタクトを着用しないでください。これは、コンタクトレンズに関連した目の感染症やその他の深刻な問題の症状である可能性があります。コンタクトレンズ装着中または装着後に不快感を感じた場合は、すぐに眼科医の診察を受けてください。

§  新しい外観を楽しんでください。顔の輪郭を強調したい場合でも、ドラマチックな演出をしたい場合でも、カラーコンタクトレンズを使用することで、あ なたがいつも望んでいた瞳の色を手に入れることができます。

§  カラーコンタクトレンズの人気は高まり続けており、色や効果のバリエーションはますます豊富になっています。

§  眼科医が、あなたの個性や希望に合った、つけ心地の良いカラーコンタクトレンズを見つけるお手伝いをします。

コンタクトレンズの付け外しがうまくできない

でも、コンタクトレンズの付け方や外し方を覚えるのは大変。ここでは、コンタクトレンズを安心して装用するための専門的なガイドと、コンタクトレンズ装用の一般的な問題のトラブルシューティングを紹介します。

1. 消えてしまったコンタクトレンズの外し方

コンタクトレンズが消えてしまった場合、床に落ちて永久に失われたかもしれませんが、場合によっては、まだ目の下に引っかかっている可能性もあります。コンタクトが消えた後、まぶたの下がチクチクすることがありますが、これはコンタクトが折れたりして眼球の位置がずれている可能性が高いからです。

この場合、まぶたを持ち上げてコンタクトを取ろうとすると、怪我をする恐れがあります。目を閉じて、できる限り下を向き、下を向いたまま、ゆっくりとまぶたを引き上げます。そうするとレンズが外れるので、簡単に外すことができます。この方法でうまくいかない場合は、スタイン医師に連絡して予約を取ってください、彼がお手伝いします。

2. 朝一番にコンタクトレンズを取り外す方法

コンタクトをつけたまま寝ることはお勧めできませんが、一部のコンタクトは24時間装着できるように設計されており、コンタクトをつけたまま寝ることのリスクは低くなっています。最初に起きたときは、目が乾いていて、コンタクトが一時的に角膜に付着している場合があります。この状態で外そうとすると角膜を傷つけてしまう可能性があるので、目薬で十分に瞳を潤してからコンタクトを外すようにしましょう。

3.コンタクトを挿入したまま落ちてしまう場合の対処法

カラコンを1秒くらいそっと目にあててから、ごくゆっくりと眼球を前後に少し動かしてみるのがコツです。こうすることで、角膜の液体が指についたコンタクトを拾いやすくなります。

まばたきをせずに、眼球をゆっくりと下に動かし、そしてレンズを眼球に固定します。これで、まばたきをすれば、レンズは所定の位置にとどまるはずです。練習すれば、2秒もかからずにできるようになります。

4. 都合の悪い時にコンタクトが外れた時の対処法

コンタクト装用者として、常に準備しておく必要があります。生理食塩水（トラベルサイズ）をリュックサックやかばん、財布に入れて持ち歩きましょう。コンタクトケースを常に携帯しておく。コンタクトが落ちた場合、すぐに再装着しようとしないでください。コンタクトケースに生理食塩水を入れ、コンタクトを入れ、近くのトイレで手とコンタクトをよく洗ってからコンタクトを入れなおしてください。

緊急時でも水道水でカラコンを洗わないでください。井戸水や水道水には、目に入れてはいけない微生物や寄生虫が含まれている場合があります。

5. コンタクトレンズの正しい挿入方法（ステップバイステップ）

挿入するには

·         手を洗い、清潔なタオルの上で乾かします。

·         親指と人差し指でケースからコンタクトを取り出し、人差し指の上に置く。

·         カラコンがお椀型でない場合は、反対側に回します。

·         もう片方の手で、まぶたをゆっくり持ち上げます。

·         上を向いて、ゆっくりとレンズを目の上に置き、1秒かけて眼液に吸着させます。

·         装着を感じたら、ゆっくりとまばたきをして、正しい位置で接着を強化します。

·         ケースに残った溶液を流しに捨て、ケースを完全に乾燥させます。CDCの調査によると、コンタクト装用者の55％が毎回新しい溶液を使用していないことが判明しました。コンタクトの衛生状態が悪いと、危険な目の感染症にかかる可能性があることを考えると、これは恐ろしいことです。

除去するには

Ø  手を洗う。

Ø   新しい薬液でケースを準備する。

Ø  片方の手でまぶたを引き上げます。

Ø  上を向きます。

Ø  コンタクトを白目の上にゆっくりと滑らせます。

Ø  親指と人差し指でカラコンをつかみます。

Ø  カラコンをケースに丁寧に入れ、ケースを閉じます。

6. コンタクトの挿入・取り出し時に落とさない方法

自分に忍耐強くなること。人が苦労する主な理由は、他の人がコンタクトの挿入や取り外しをいかに早くできるかを見ているからですが、早くできる人は少なくとも2週間はコンタクトを装着しています。朝、少し時間をかけてコツをつかめば、すぐに彼らと同じように素早く完璧にできるようになります。

コンタクトレンズを装着する際の注意点

Ø  手を石鹸と水でよく洗ってください。コンタクトは、ホコリや小さなゴミがつくと不快に感じることがあります。手を乾かすとホコリがつくという方は、手を洗った後に自然乾燥させてみてください。

Ø  カラコンを装着するときは、両手で行いましょう。片方の指でカラコンをつかみ、上向きに本手の指に乗せます。コンタクトレンズをあまり扱わないように、素早く一度に行いましょう。

Ø  まばたきが早いとコンタクトを入れにくいです。コンタクトレンズを入れる前に、まばたきをしたり、目をつぶったりすることが多い人は、まぶたを開けておく必要があるかもしれません。その場合は、片手の指2本で下まぶたと上まぶたを開き、まばたきをしないようにしましょう。

Ø  目を大きく見開く。まぶたをできるだけ大きく開くとよいでしょう。また、コンタクトを瞳孔にまっすぐ貼り付けたくない場合は、上下または左右のどちらかを見るのも効果的です。

Ø  コンタクトをつけた指で、まばたきせずに白目の部分に触れてください。これは練習が必要かもしれません。

Ø  コンタクトがすぐに目につかないかもしれません。指を離す前に1〜2秒、指を目につけたままにすると、コンタクトがくっつきます。指を少し滑らせてコンタクトから離すとうまくいくかもしれません。

Ø  うまくコンタクトレンズを目に入れたら、数回まばたきをして、コンタクトレンズを中央に配置します。

Ø  簡単にあきらめないでください! 最初は難しいですが、時間が経てばコンタクトを入れるのはとても簡単になります。

コンタクトの選択肢

コンタクトは、自分に合ったコンタクトレンズを選ぶことが重要です。子供も大人もコンタクトを装着しています。子供ができることなら、あなたもできるはずです。総合的な検査とコンタクトのフィッティングを受ける際、医師はあなたの目の大きさと開きに注意します。目が小さくても、コンタクトレンズの選択肢はあります。目が小さい場合、直径が小さいソフトコンタクトレンズを選ぶことができます。そうすれば、コンタクトレンズを目に入れるのが簡単になります。

コンタクトレンズを目に入れる角度を変えてみて、どのような方法が効果的かを試してみるとよいでしょう。それでもうまくいかない場合は、「ガス透過性コンタクトレンズ」をお勧めすることがあります。これは硬いレンズですが、直径がずっと小さく、目に入れやすくなっています。コンタクトレンズを装着できるようになったら、通気性の良いソフトコンタクトレンズに変更することも可能です。