カラコンマガジン

「フチなし」か「ぼかしフチ」を選ぶ

フチのあるカラコンは瞳を大きく見せてくれる一方で、黒目がくっきりしすぎて30代の落ち着いた雰囲気には馴染まないことも少なくありません。

その点、「フチなし」のカラコンなら白眼と黒目の境界に違和感がなく、自然な瞳を演出してくれます。また、「ぼかしフチ」もおすすめ。裸眼の状態よりも盛れるのにナチュラルなので、フチなしでは物足りないという方に人気です。

瞳に馴染むカラーを選ぶ

自分の瞳に近い色のカラコンを選ぶと、ナチュラルに盛ることが可能です。日本人には黒色やダークブラウンの瞳の方が多いですが、はっきりした黒だとかえって瞳の色が浮いてしまうこともあります。真っ黒よりはグレーにするなど、少し淡い色のカラコンを選ぶとあまり失敗しないでしょう。

DIA・着色直径に注意！

レンズ全体の直径を「DIA」、着色されている部分だけの直径を「着色直径」といいます。眼球や黒目の大きさには個人差があるため、カラコンが自然に見えるDIAや着色直径も人によって異なります。平均的な日本人女性のDIAは14.0mm～14.2mm、着色直径が11mm～12mmなので、まずはこの範囲内のレンズを選ぶとよいでしょう。

着色直径が13.1mm以下なら裸眼とほとんど変わらないので、カラコンを装着していることがわかりにくいです。それでは物足りないという方は、少し大きめの13.2mm～13.5mmを試してみてもいいかもしれません。

UVカット機能のカラコンもおすすめ

強い紫外線は目にも有害で、長時間紫外線を浴びた目は、白内障や角膜炎などを引き起こすこともあるとされています。パソコンやスマートフォンで疲れた目に刺激を与えないためにも、UVカットのカラコンを使うこともおすすめです。

瞳の黄金比を意識したサイズを選ぶ

日本人の白目と黒目の平均比率は「1：1.5：1」です。これを白目と黒目の黄金比とされる「1：2：1」に近づけることを意識すると、ナチュラルに仕上がりやすくなります。逆に、このバランスを守らないと、カラコンの印象が強くなってしまうので要注意。自分の黒目より着色直径が少し大きいものを選ぶと、全体のバランスが取りやすいでしょう。

馴染みやすいカラーや複数色がおすすめ

はっきりした黒や濃いブラウン系のカラコンは、目力をアップしてくれますし、濃いメイクならバランスが取れて違和感がありません。しかし、少しメイクが落ち着いてきた年代の場合、はっきりとした濃いカラーより、自分の瞳や髪の色と近い深みのあるカラーを選んだほうがしっくりきます。

また、濃い黒やダークブラウンでも、複数色がグラデーションになっているレンズなら、立体感や自然なツヤ感を出しつつ瞳に馴染んでくれるでしょう。

難易度が高いカラーでも透け感があればナチュラルに

グリーンやパープルなどの難易度が高いカラーを使いたい場合は、透き通るような色味のシアーカラーのカラコンを選ぶのがおすすめです。裸眼が透けて、馴染みやすくなります。